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2019/10/30

遅延型アレルギー検査について

少し難しいタイトルになりました(^^;)

 

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これまで、日本では、好き嫌いをせずに食事を残さずに食べるのが美徳とされてきました。

 

学校で給食を残さずに食べるのはよい生徒で、嫌いなものがあって全て食べれない生徒はわがままと言われることがありました。

 

給食を食べ終わるまで席を離れられず、極端な場合には、昼食後の昼休みが終わって午後の授業が始まっても給食を食べ続けることを先生に命じられるというようなことも、自分が小学生のときに実際ありました。

 

ただ、最近は、食品アレルギーを持つ生徒が増えているので、全部残さずに食べなくてもよいという考え方が広まってきている気がします。

 

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一般的に知られている食品アレルギーは、食べた直後(2時間以内)にじんましんや咳など、皮膚や粘膜、消化器、呼吸器などに症状が現れます。

 

実は、これに加えてあまり知られていないのですが、遅延型アレルギーというものがあります。

 

食べ物を摂取してから翌日以降などに、肌荒れ、腸内の炎症、体調不良(疲労)などの症状が出るものです。

 

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遅延型アレルギーは、食べ物を食べて一定期間経過してから、通常の疲れと変わらないような症状が現れるために、アレルギー反応を起こしていることに気付かない人が大半です。

 

検査をしてみると、こんな食品に実は自分はアレルギーを持っていたのだと分かることが多くあります。

 

もっと体調をよくしたい、健康的に過ごしたいという人は、機会があれば遅延型アレルギーの検査を受けてみることがおすすめです。(保険が効かないために、2万円程度かかってしまうのですが。。)

 

花粉症に悩んでいる方も、腸内環境をよくして症状を緩和するために、遅延型アレルギー検査がおすすめです。

 

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世の中の価値観は、時代と共にどんどん変わっていくものがあります。

 

昔はしつけの一環として親や教師が子供を厳しく叱責することが当たり前だったのが、今はそうしたことは控えられ、出来るだけ褒めて子供を伸ばすという考え方が広まっていたり、

 

スポーツなどでも根性を見せて我慢して辛い練習をすることが勝利への道だと思われていたのが、楽しんで前向きに練習をする選手が増え、世界で活躍するようになったり、

 

男女の関係でも昔の当たり前、例えば男は男らしく、女は女らしくといった価値観が今は当然ではなくなってきていたり。

 

(勿論、変わるもののほかに、昔も今も変わらないものも当然あります。)

 

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今後、食事については、好き嫌いなく何でも残さずに食べるのがよいという考え方よりも、自分の体やそのときの体調にあった食べ物を選んで食べるという考え方が広まっていくのではと思います。

2019/10/02

仕事と健康について

前回、開始した飲食業と添加物のシリーズの続きは、後日アップいたします。

 

 

Kumeysのお客さまから、ご自身の体験談を共有頂き、とても考えさせられるものでしたので、ここで一部、紹介させてください。

 

 

「私は三年前に、舌癌、白板症になりました。当時は自分の心や体の声を聞くことなく、仕事に没頭し、食生活は全く乱れていました。仕事のことでもストレス続きで、母が作る食事も食べずに寝たり、大食いしたり、外食で無理な付き合いも多くなっていました。布団に入っても、次の日の仕事のことで寝付かれず…」

 

 

このような生活スタイルは、仕事で頑張っている多くの人に当てはまるのではないかと思います。

 

 

その後、この方は、手術をしたものの、更にガンが転移して、再度手術。

 

 

麻酔が切れると、息ができなく、吸うことも吐くこともできず、唾液も飲み込めない。ティッシュで口の中を覆ってもすぐに一杯になり、毎日45リットルのゴミ袋が5袋位たまるほど。

 

 

二週間目に鏡を見ると、顔の左半分や声帯は神経を切られ、つぶれてグニャグニャ、口を動かせずに声も出せない状況。

 

 

これに対して、抗がん剤、放射線治療を勧められたが、これ以上体を苦しめたくない、これらは体の正常な細胞を殺して死期を早めることを本で知ったので、断り、自然療法を実践されました。

 

 

長い話を一言でまとめると、その後、色々な失敗や好転反応も繰り返しながら、自然療法を続け、眠れないほどの痛みもとれるようになり、どんどん元気になられたとのことです。

 

 

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もう一つは、3年前に日本が締結したTPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉の事務方の責任者であった外交官の話です。

 

 

TPP協定は、日本が参加した初めての多国間の自由貿易協定で、交渉をまとめるに当たっての仕事量は膨大で、その責任者は、寝る時間もないほどの忙しさが続いたことと思われます。

 

 

その結果、優秀で責任感があり、人望も厚かったその外交官は、49歳の若さで体調を崩して亡くなられました。

 

 

殉職に近いようなものであったろうと私は考えています。

 

(参考記事:TPP合意にかけた或る外交官の死)

https://www3.nhk.or.jp/news/imasaratpp/2016_0211.html

 

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人が病気になる要因は、主に二つで、食生活とストレスだと考えられています。

 

 

日本では、戦中から戦後の高度経済成長期が終わるバブル時代の頃まで、自己を犠牲にして、寝る間も惜しんでがむしゃらに働くことが美徳とされた風潮があったと思います。

 

 

今はそうした考えも大分変わりつつある節目の時期だと思いますが、忙しいと、つい食事や睡眠、休養は後回しにされてしまいがちです。

 

 

仕事でとても忙しいときに、ゆっくり健康的な食事をしたい、早く帰って休みたいと言っても、上司に怒られてしまう環境はまだまだ多いのではと思いますし、本当に忙しい時期はそうしたことも仕方がないのかもしれません。

 

 

 

ただ、今年引退したメジャーリーガーのイチロー選手のような長期にわたり高い成績を残している方は、一時的にがむしゃらに頑張るのではなく、努力を継続する生活習慣を築き上げて、その中には疲れた身体を回復させることも含まれているのだと思います。

 

 

 

競争の激しいアメリカンフットボール界で6度のスーパーボウルを制覇し、42歳で今も現役を続けているトム・ブレイディ選手は、体調を管理して高いパフォーマンスを発揮するために、食事を重視しています。

 

 

グルテンフリーなどの食生活も取り入れているブレイディ選手ですが、「食べ物については一日中話せる。よい食べ物が好きなんだ。」と語っています。

 

 

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現代社会における生活の中では、忙しさを理由に、自分の人生にとって本当に大事なことが後回しにされてしまいがちです。

 

 

常に自分の価値観や軸となる生き方、食生活などを意識し、学び続けることが大切なのだと思います。

2019/09/25

飲食業と食品添加物 1

海外(特にアメリカやヨーロッパ)で暮らしていると、日本の食事は本当に安くて美味しいと感じます。

 

 

アメリカのボストンやニューヨークの(ファーストフードではない)レストランでランチを食べると、料理の代金に加えてチップを支払わなければならないこともあり、飲み物を頼まなくても、大体15ドル(1,600円)位はします。

 

 

日本では、東京のオフィス街でも1,000円以下で美味しいランチが食べられるお店がたくさんありますが、海外の先進国で1,000円以下で美味しいランチのお店を探すのはなかなか難しいです。

 

 

以前は、日本は食事が安くて美味しいので素晴らしい!としか思っていなかったのですが、飲食業界にいると、日本で安くて美味しい料理を提供できる理由は、食品添加物の使用が多いことが大きな要因の一つであることに気付かされます。

 

 

飲食店のコストの中で一番大きな割合を占めるのが食材原価で、次に人件費。その他に家賃・光熱費、備品代、広告費などがありますが、東京で飲食店を多数展開している経営者に私が言われたのは、

 

 

「今は人手不足で人件費は上がる一方、また東京では家賃も高くて下げるのは難しい、そうすると飲食店で利益を出すためには食材原価を下げるしかない」とのことです。

 

 

美味しい料理を提供するために、よい食材を使うと、当然、コストが上がります。

 

 

そこで、飲食店で利益(決して過度な利益ではなく、経営が成り立つくらいの適度な利益です)を出そうとすると、いかにして安い食材を仕入れるかが重要になるということです。

 

 

そして、安い食材はそのままではそれほど美味しくないので、化学調味料を使って美味しい味にして、着色料などで美味しそうな見た目にして、保存料を使って日持ちするようにします。

 

 

実際には、飲食店で添加物を配合して加えているのではなく、既に添加物が入った安くて美味しい食材を仕入れています。

 

 

食事をするときに、消費者が最も気にするのは、味と値段です。

 

 

安くて美味しいお店は、当然人気になります。

 

 

でもそのお店で使っている食材に、どのような添加物が使われているかを気にして食べる人は、ほとんどいません。

 

 

そうするとお店としても、いかにして美味しさを維持しながらコスト(食材原価)を下げるのかを一生懸命考えるようになります。

 

 

添加物というと、マクドナルドやモスバーガーなどのファーストフード、牛丼店、CoCo壱番屋などのチェーン展開しているカレー屋さん、デニーズなどのファミリーレストランなどでは多く使われているかもしれないけれど、個人経営で定食を出しているお店やパスタなどを出しているイタリアンなどの普通の洋食店ではそれほど使われていないだろうと、大抵の人は考えるとと思います。(自分も飲食業界に入る前はそうでした。)

 

 

実際には、飲食店が仕入れる食材の中に、多くの食品添加物が含まれているのは当たり前になっており、よっぽどの努力をしないと、添加物を排除することは至難の業になっているのが現実です。(厳密には、食品添加物に分類されるものの全てが身体に悪影響を与えるものではなく、自然由来のもので必要な添加物もありますが、そうではない化学合成された食品添加物が多く使われているのが実態です。)

 

 

(続く)


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