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2019/08/07

アメリカ人の食生活とライフスタイル 3

先週は、定休日の火曜日に貸切営業がありその準備を行っていたために、Blogの更新が2週間ぶりとなりました。

 

 

2週間前に梅雨が明けてから、猛暑の日々が続いていますが、Kumeysではエアコンの効きが悪く、店内の温度が高めです(^^;)

 

 

 

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アメリカ人の食生活とライフスタイルの続きとなりますが、アメリカ社会の特徴は「多様性と格差」と言えると思います。

 

 

中西部や南部の田舎は、アメリカの中でも比較的、均質で保守的な社会ですが、ニューヨークやボストンがある東海岸や、ロサンゼルスやサンフランシスコがある西海岸は、より多様です。

 

 

人種も、白人と黒人だけではなく、メキシコやカリブ海出身のヒスパニックのほか、最近はアジア系も多くいます。

 

 

アジア系のみを見ても、中国、韓国、ベトナム、インド、フィリピンなど様々です。

 

 

このため、食生活も多様で、中西部ではハンバーガーやピザ、ホットドッグ中心の食生活ですが、東海岸の都市部や西海岸では、中華料理、タイ料理、ベトナム料理、インド料理、日本料理、イタリア料理、メキシコ料理などのお店がたくさんあり、日本と同様にそうしたバラエティ豊かな食事を取ることが生活の一部となっています。

 

 

一例でいえば、寿司はいまやアメリカでも人気で、東海岸・西海岸では、スーパーのお惣菜コーナーでも巻き寿司が置いてあり、大学生や会社員がランチでお寿司を食べることは、日常の一部です。(一方で、中西部のインディアナ州では、いまでも生魚は食べたことがない、好きではないという人が多数います。)

 

 

アメリカ社会のもう一つの特徴は格差です。

 

 

格差は特に大都市で顕著で、圧倒的なお金持ちと、とても貧乏な人が共存しています。

 

 

格差は、金銭面だけではありません。

 

 

アメリカの平均的な教育のレベルは日本を下回っていると思いますが、一方でずば抜けて優秀な学生も多く、ハーバード大学、スタンフォード大学などの大学には、世界的に有名な教授やノーベル賞受賞者も多くいます。

 

 

また、アメリカの市役所などは、手続きがとても遅くて待たされることが多いなど、平均的には日本の行政機関の方がレベルが高いと言えますが、一方で行政機関においても市長のリーダーシップによって改革を行って、圧倒的に効率的で評判のよい仕組みを作っている町が幾つかあります。

 

 

点数化するとすれば、日本の行政機関は、どこの町の市役所にいっても80点のレベルでほぼ変わりがないのに対して、アメリカでは平均は60点ですが、その中身を見ると50点台の町が多数で、ごく少数ですが90点、100点の町があるという状況です。

 

 

こうしたアメリカの格差は、食事についても当てはまります。

 

 

平均で見れば、ご飯と味噌汁とおかずといった和食を中心とする日本の食生活の方が、アメリカの食生活よりも健康的だと思います。

 

 

日本で暮らしていれば、(実は)食品添加物の問題があるとはいえ、毎日コンビニ食、毎日ファーストフードといった極端な食生活をしない限り、比較的、バランスのとれた食生活を過ごすことができます。

 

 

このため、ダイエットをしている方や、病気・アレルギーを経験した方以外で、食事の大切さについて一生懸命考える人は、日本ではそれほど多くいないのではと思います。

 

 

一方で、アメリカは、もともとの食生活が、野菜の少ないハンバーガーやピザ、トランス脂肪酸たっぷりのフライドポテト、ほぼコーンシロップ(果糖ブドウ糖液)で出来たコーラなどの、身体によくないものが中心になっています。

 

 

このため、アメリカでは肥満や病気も多いですし、一般の方でも、もっと身体によい物を食べたいと考えている人が、多くいます。

 

 

野菜も、日本の野菜はとてもレベルが高いために、スーパーで買う普通の野菜でも美味しさの面では十分で、よほど意識が高くなければオーガニック野菜を積極的に買おうとする人は、多くありません。

 

 

一方で、アメリカではスーパーで売っている普通の野菜がそれほど美味しくないために、もっと美味しくて安全なオーガニックの野菜の需要が高く、オーガニック系のスーパーが都市部の比較的裕福な層の間では人気となっています。

 

 

(続く)


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