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2019/02/04

アメリカのスポーツ選手の食事

今日は、視聴率40%を超える全米最大のスポーツイベント、アメリカンフットボールの優勝決定戦「スーパーボウル」が開催されました。

 

 

結果は、ボストンを本拠地とするニューイングランド・ペイトリオッツが6度目のスーパーボウル制覇。ペイトリオッツは過去18年間で9回スーパボウルに出場して、6回の優勝を果たしました。

 

 

これだけ聞くと、アメリカにフットボールの強いチームがあるんだなとしか感じないかもしれませんが、これがどれだけ凄いことか、少し説明させてください。

 

 

アメリカのプロフットボールリーグ(NFL:National Football League)は各チームの戦力の均衡を図るために、様々な制度を設けています。まず、選手の年俸の総額の上限と下限を設定しているために、資金力のあるチームがお金にものを言わせて強い選手をどんどん集めることができません。

 

 

また、優勝したチームは翌年のドラフトの指名順位が最下位となり、最下位のチームが1位指名権を得るなど、強いチームが勝ち続けることを困難にする仕組みを設けている中で、18年にも長きにわたってダイナスティ(王朝)と言われる強さを維持したのは、本当に凄いことなのです。

 

 

ペイトリオッツの強さの最大の要因は、名将ビル・ベリチック監督(ヘッドコーチ)と、クォーターバックのトム・ブレイディの強力なコンビです。

 

 

通常、100kg以上もの巨体の選手が全力で走ってタックルをするNFLの選手は、脳しんとうなどの深刻な怪我も多く、選手寿命は長くありません。

 

 

トム・ブレイディも30歳のときにスーパーボウルを3度制覇との偉業を成し遂げて、既に選手としてのピークは過ぎたと言われていましたが、その後も活躍を続けて、今回、41歳という最年長での優勝となりました。

 

 

しかも、毎回、優勝までの道のりは、簡単なものではなく、今年もシーズン序盤や後半に連敗が続いて、今年はこれまでのように強くないとの前評判をはねのけての勝利でした。

 

 

試合後半で点差が開いて負けている状況で、あと一つでもミスをしたらそこでジ・エンドとのプレッシャーの中で集中力を高めて、ほぼ奇跡に近いような逆転劇をこれまで何度も起こしてきたことが(逆に相手チームに最後の数秒で逆転をされたことも何度かありますが)、ブレイディやペイトリオッツがファンを魅了する理由です。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、ブレイディは、通常の選手がとっくに体力の衰えを感じて引退している40歳のときに、自分史上最高のパフォーマンスを発揮できる状態にあり、45歳まで現役を続けると話しています。

 

 

ブレイディが心身共に最高のパフォーマンスを発揮できる状態を作っている要因は、最高のコーチによるメンタルトレーニングとフィジカルトレーニング、規則正しい生活と睡眠など、幾つかのものが考えられますが、食事も大きな要因とのことです。

 

 

2017年のフォーブス・ジャパンによる記事(https://forbesjapan.com/articles/detail/15124#)の引用ですが、ブレイディの食事は次のとおりです。

 

  • 食事の80%は野菜。それもオーガニック限定
  • 穀類は精白していないもの(玄米、キヌア、キビなど)に限定。豆類も取る
  • その他20%は、脂肪分の少ない肉。有機栽培の牧草で育てた牛のステーキや鳥肉、カモ肉など。魚は天然のサーモンがほとんど
  • 白砂糖、精白小麦粉、グルタミン酸ナトリウム(MSG)は使わない
  • オリーブオイルは生で使う。キャノーラ油などは加熱するとトランス脂肪酸が発生するため加熱する場合はココナツオイルのみを使用
  • ナトリウムはヒマラヤのピンクソルトのみから摂取。ヨウ素添加塩は使わない
  • ブレイディは抗炎症性ではないトマト、ピーマン、ナスなどナス科の野菜とキノコ類を食べない。トマトは月に一度くらいは使うが、炎症を起こすので細心の注意を払っている
  • コーヒーなどカフェインを含むもの、乳製品も取らない
  • スムージーにはバナナを入れるが、ブレイディはフルーツを好まない
  • グルテンフリーを徹底している

 

 

スポーツ選手のみならず、私たち全員にとって、毎日を健康で過ごし、最高のパフォーマンスを発揮するために、日々、何を食べるかが重要であることは間違いありません。

 

 

Kumeysでは、こうした考え方の下、健康的で美味しい食事を提供するために、これからもメニュー開発を行っていきたいと思います。

 

 

※文章中の写真はwww.boston.comより引用


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